サードの洗礼、、もしくは俊策の天才性

だらだらと妹とイチャイチャするクレージュのゲームを遊んでいるんですが、エンディング条件がわからず延々とイチャイチャチュチュを繰り返しています。そろそろ苦痛です。終わりがないのが終わり……まさに黄金体験!?(あいさつ

ダブルクロス3rdも無事に手元に届き、ルールを確認しているところですが格段に遊びやすくなっていて驚愕。6年前、僕らが洗礼を受けた「現代物異能ラノベをやるニッチゲー」という思想から、「今のTRPG界のスタンダードを体現するゲーム」への転換をうまいことやったように感じます。ダブルクロスはセカンド初のリプレイの発表から2000年代のTRPGムーブメントの最先端として多くの新しいユーザーに受け止められたにもかかわらず、どうしてもその「ニッチ」臭さから脱却できなかったのでようやく本来のユーザーの求めていた形になったのではないでしょうか。うおー、ちょうあそびてー。今から高校生に戻りてー。

個人的におもしろいなぁ、と思ったのは経験点算出の項目と同時発売のリプレイの構成。特にリプレイはセカンドのきくたけリプレイのネタを細かくオマージュしているようにみえて(あくまで、そういう風に見えるだけです。全然関係ない)ちょっとクスりと来ました。これ、もっと大げさにやってもよかったけども、やっぱり面白かったです。

このダブクロの動きは、SNEのデモンパラサイトに多分大きく影響を与えるんじゃないかと思うんで、これからの流れが楽しみであったり不安であったり。それにしても、この新たなダブルクロスの洗礼を受ける高校生がたまらなくうらやましい。俺も高校生であの当時、ダブルクロスの洗礼を受けたものの一人なので。(その前の世代になるとNOVA-R、もう一つ前だと天羅? になる)

ところでやっぱり、矢野俊策は天才。「バッドステータス:暴走」のキャラクターの耳元で『I love you』と囁くと、すかさずに恋に落ちるという仕様は天才的すぎる。リアクション不可だなんて。