まあ、昔の話ですよ

そろそろ僕がTRPGというものに会って十年だか十一年*1だか経つので色々と思った事を書こうかと思います。
僕の場合はどうやら他の人と入り方が違う外道だそうで。
まあ、身内受けしか気にしていない日記でこんなことをするという事はネタが無くなったを意味しますので今後の更新には期待しないでください<身内の皆様



 僕が住んでいた石川県という所は、文化的にも環境的にも濃いオタクというものを排出するような土台ではありませんでした。そこらへんは地方で生まれ育った人は良くわかってもらえると思います。同人誌なんか売ってる店は県内に2、3店ぐらいですし、できたのは五年ほど前にやっとだったりしますし。
 そんな中、一般的な中流階級の家庭で育った僕がTRPGに出会ったのは思えば奇跡のようだと思います。(実際、高校に入るまでTRPGを知っているという人物に会った事はありませんでした。コンベンションの活動とかは活発なんですがね)
 そんな一般地方人dandonがTRPGと出会ったきっかけ、それは自宅の近くに古本屋ができた。そんな些細なことだったりします。
 古本屋と言っても「BOOK OFF」のようにチェーン展開している立派なものではなく、プレハブを無理やり店舗にしているようなちっちゃな店で、店主も祭りで夜店をだしている人物のような胡散臭さを匂わせている、一言で言えば“アヤシイ”店でした。
 しかし、その店で売っている本は全て「100円」。しかも漫画が大量においてある。当時、小学校低学年の僕にはそこはまさに夢の国でした。
 「幽々白書」や「スラムダンク」、当時の有名作品を揃えるために店に通う毎日の中で偶然手に取ったものが「ルサルサーガ リプレイ」でした。
 まあ、三歳ぐらいの時にSWが空前(絶後?)な大ヒットを飛ばしていたので大量にその頃のリプレイや文庫ルールブックが置いてあったでしょうね。
 すでに、「魔術師オーフェン」や「スレイヤーズ」を読んでいた僕は「ライトノベルのようなもの」としてリプレイを手にして、その後「ソードワールドリプレイ第一部」「ロードス島戦記リプレイ」「クリスタニアリプレイ」とグループSNEさんのお世話になり続け、一昔前のTRPGを堪能していたのでした。
 その古本屋も僕が小学校を卒業すると同時に潰れてしまい、今は駐車場になってしまったのですがね。




 
 今、思うと凄い小学校時代だなぁ。俺
 
 

*1:ちょうどTRPG暗黒期の真っ只中