ナショナル リアルプロX

いきなりはじまる企画第一。電気屋のマッサージ器ってどれくらい効くのよ? という実に個人的な考え、そんな疑問があったので近所のラオックスに。あんちょく〜

おお、さすが平日。あのサラリーマンに占拠された激戦区にも平穏の時が。

さて、今回のレビュー対象はあの国内で有数で色々と現在大変な家電メーカー、ナショナルさんの

http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=EP3510

コレ。モミモミ リアルプロX 

モミモミリアルプロシリーズの最新作で、前作の『モミモミリアルプロ GⅡ』の後継機でもあるこちらは『指圧のプロ』、『揉みのプロ』、『ストレッチのプロ』、『さすりのプロ』の四つのプロの技をプログラム化したという業物の一品。

きっとこの記事を読んでいる読者の皆さんの中には「どこがスゴイんだよ? 見た目も前の機種と変わらないじゃないか」と思っていられる方もいるだろう。実際、使ってみるまで筆者もそう思っていた。どうせ新しい動作が加わっているだけだろ。そう考えていたのだ。

しかし、使ってもらえばわかるのだが『もみもみリアルプロ X』は前作までの『もみもみリアルプロシリーズ』とは一線を隔したところにその真髄がある。

まず、座り心地が格段に違う。今までの『リアルプロシリーズ』や他のメーカーの高級マッサージ器にあった特有の硬さが取れ、マッサージ中に椅子に包み込まれるような座り心地となっている。特に筆者は首周りの自由度が増えたように感じた。高級なマッサージ器でよく感じる硬さに筆者はリラックスできず、よく背筋を伸ばしてマッサージを受けることがあったのだが、『モミモミリアルプロ X』では首周りが自由になったことでゆったりと腰掛けることができた。

それに加えて単純にコマンド数の増加。前作『モミモミリアルプロ GⅡ』では全身コース4つと細かい部位選択あわせてコマンド数が30前後だったのにくらべ、『モミモミリアルプロ X』では全身コース4つに加え、クイックマッサージコース、そしてより細かい部位選択が可能となりコマンド数は40を超えるようになっている。メーカーHPによると『モミモミリアルプロ GⅡ』では164通りの揉み技が搭載されていたものが『モミモミリアルプロ X』では965通りまで増えている。
特にクイックマッサージ機能は一通りのマッサージを5分で完了してくれるので意外に重宝しそうに感じた。

最近の流行のフットマッサージ機能でも進歩を感じるところが見られた。もみ玉の数が増えたかどうかは確認できていないがもみ玉の稼動部分は増えているようでツボの的確に圧してくる。今までのおまけ的な要素から重要な目玉となったのは確かだろう。

そんな、まさに痒いところにまで手の届く『モミモミリアルプロ X』。メーカーHPではオープン価格となっているが、店頭価格が45万円前後となっている。今冬のボーナスでどうだろうか?

って、どうしてこんなもん書いてんだオレ。