つれづれマスタリング

初心者GMがつまる部分に「PLに行動指針を与えない」というのがある。ようは、なれてないから与え方がわからないんだろうな。それ以外にも色々あるけどね、例えば「何をすればいいか分からなくなって、PLと一緒にとりあえず騒いでみる」とか*1


まあ、どんな事でも初心者というのは戸惑って、ミスするものだけど、流石に率先してミスしたい人間なんていないわな。という事で、失敗しないようにマスタリングする方法を思いつく限り列挙する。


1.目上の人間をプレイヤーに呼ばない
コレ、結構大事。「自称」ベテランプレイヤーに荒らされた卓の話はよく聞く。それ以外にもGMよりもTRPG歴の長い人間が一人いるだけで結構グダグダすることが多いように(個人的には)感じることもある。原因は意外に簡単で「GMよりも尊重される意見がでてしまう」という悲しい現実。こういう時は大人しくその人にGMを任せた方が?


2.プレイヤーが取るべき行動を明確に提示する
「あなたは今、草原の真ん中にたたずんでいます。どうしますか?」これじゃあプレイヤーは何をすればいいか分からないよな? プレイヤーは全員が『自分が英雄になりたい』と考えている。そんな奴らが『どうすればカッコイイか?』と考えた末にとる行動というのは大概、GMの用意する展開と相いれないことの方が多い。
その場面、その場面でプレイヤーが取るべき行動を明確にする事によって、プレイヤーにとっても、GMにとってもスムーズに展開する。まあ、GM側から答えを用意しておくとプレイヤーとしても参考になるしな。


3.一本道シナリオを用意する
これは上の「2」と繋がる考えだな。アドリブなんて器用なマネを試すなんてギャンブルはせずに、結末もすでに決定しているシナリオを記述そのまんまにプレイするのがいい。FEARゲーなんか、シナリオの数は豊富だからやりやすいんじゃねえの? 特にアルシャードとかアリアンロッドとかさ。


4.プレイヤー達にはNPCを張り付ける
ようは誘導NPCってやつだな。プレイヤーが脇道にそれそうになったらそのNPCを使って話の軌道を修正するわけだ。でも、これALBA(id:ALBA)に聞いたテクニックなんで詳しくはわからん。極意は「売り言葉に買い言葉」だとさ。


5.困った時の「その時ッ!!」
脱線しかかった時や話が停滞している時に効果的だな。この言葉の後にヒロインがさらわれたり、ラスボスがあらわれたりするわけだ。大声で言うとより効果的だな、なにしろ注目を集まられる。
でも、あんまり多様するなよ? プレイヤーも慣れてしまって耳を寄せなくなっちまうからな。



というわけで簡単に五つあげて見たけれども、要はプレイヤー誘導だな。とりあえず、これ位注意しておけば失敗することはないんじゃねえの?

*1:まあ、それが楽しいって奴はいるだろうけど少しは話を進めような?