ブギーでファニー、んでもってロンリー

「つーか、2ndやったことないのに何で3rdなの?」
「んー? いやぁ、夢の中で鈴吹太郎マイメロ風に“おねがい♪”って語りかけてきたから」
「……本当は?」
「だから、鈴吹太郎が……」
「……本当は?」
「……ちっ、冗談の通じないやつめ。まあさ、面白そうじゃん。鈴吹ゲーはN◎VA‐Dしかやったこと無いけどさ」
「たしかに。エポックプレイとか、色々やるみたいだしね」
「そうそう。夢の中で鈴吹太郎が“エポックプレイ、もーっとお願い♪”とな……」
「で、Mother3はなんで?」
「(無視かよ)……あれだよ……2が面白かった。以上」
「何年前の話よ? 1994年? 8歳じゃないのアンタ?」
「しかもアドバンスの移植版もやってないしね。まさに12年ぶりの再会」
「あ、そうだ。ならDS liteと抱き合わせで“Mother1+2”買うというのは、ダンナ?」
「……いいけどさー。まあ買えたらね、買えたら」
「何? 何か不満なの?」
「だってさー。“2”やり終わる前に“3”発売しそうなんだもん」
「……あー。確かにそれ、イヤだ」
「でしょ? だったらマリオカートでまったり遊ぶ方がいいとは思わんかね? ん?」
「…………む、む、むーむー」
「ははは、買えるまでそうやって唸っているがいいさ」
「このキチクー!」