世代と環境

ジェネレーションギャップという言葉がある。ようは、その時代、時代の風潮や文化が自分達のそれとは違うために起こる齟齬のことだ。

TRPGの中にも世代というのはあることはある。基本的には三つ、または四つで分類されることが多く、その説明を見ると「ああ、なるほどな」と思うことも多い。しかしながら「後にでたゲームにも第一世代に属するものもあるし、古いゲームでも第三世代に属するものもある」と、システムの設計思想の問題だったりするわけで、「オレ、第二世代のゲームが一番好きだなぁ」などという台詞はどこのコンベンションに言っても聞けるものではない。

よくTRPGユーザーの間で起こるギャップというのは「知識量の違い」や「プレイ経験の違い」など、より個人的なことで引き起こるように感じる。
ソードワールドを遊んでいた人間と、今のFEARゲーを中心に遊ぶ人間では遊び方が全くと言っていいほど違う。同じ系統ではあるけれども流儀や作法の違う、そんな伝統芸能のようなことが起こっているのではないだろうか。




とりあえず、今の私にはソードワールドでシティアドベンチャーを遊ぶ力量はないなぁ。とか、そんなお話。