生き残るすべは

「まあ、いい具合に“大魔法峠(OP)”が頭にキテるわけだが」
「あー、あんた好きよね、そういうの」
「ああいう曲は一回テッペンまで行くとかなりの間へビーローテーションになるんで困る」
「……わかんなくは無いけどさー」
「まあ、ヘビーローテーションから無理やり話を繋げるんだが。最近、FEARゲーしかしてないんだな。ここ2年くらい」
「うわ、すごい無理やり。…………でも、そんなもんじゃないの? 売ってるルールブックの半分以上、FEAR絡んでるわけだし」
「あと、遊びやすいしね。シナリオもあるし。まあそれはいいんだ、それは」
「ふーん。で、なに?」
「いやね? ガンドックとかサタスペとかガープスとかのリプレイなり、ルールブックなりを読んでて、“あー、この生き残る為にルールブックを読む感覚は久しぶりだなぁ”と」
「ははぁ、なるほど」
「やっぱり、ゲームでお荷物扱いとか何も出来ないってイヤじゃない。もちろん、死ぬのもイヤだしさ。だからルールブックを読んで、出来るだけ強いキャラクターも作ったんだろう。(昔のキャラクターシートを見ながら)あー、<物質移動>を18レベルって、かなりマンチだな、オイ」
「自分のキャラクターが以下に強いか、それだけがアイデンティティだったのかもね」
「あー、そういう考えもあるか」
「もしくは、『ゲームはダイスを振る前から勝負が付いている』のはAマホだけじゃなかったとか?」
「まあ今も似たようなもんだな、それは*1

*1:セッションの成功は卓に座った瞬間に決まっている、とか言うとスゴイ妄言だな