神業
「ということで上の続きな」
「……まだ、何かあるの?」
「うん。そう考えるとFEARのゲームって順当に発展してるなぁ、と思って」
「順当?」
「プレイヤーが“何か出来る”*1ってことさ。ダイスによる判定が全て、それは覆らない、それが不文律だった。でも、今のFEARのゲームの大半は“判定が覆る”」
「奇跡とか神業のコトね。……確かに」
「いやぁ、六門リプレイの二ムとかストレイ・ドックのレイジとか見てると“こんな酷い目を出し続けて、よく遊ぶ気力が持つなぁ”と感心してさー。ああいうの読むと、FEARゲーしかする気無くなるね、ははは*2」
「…………なんかソレ聞いてると“昔のゲームはしんどいからやらない”っていうのの言い訳に聞こえる」
「げははは、もうオレサマは≪イドゥン≫無しじゃTRPG遊べない身体だぁ!!*3」
「……ふぅ」